新年明けましておめでとうございます。 爽やかな元旦の朝ですね。

2022年9月、潰瘍性大腸炎の治療薬として、ウパダシチニブ（リンヴォック®）という新たな選択肢が加わりました。 今年になって3剤目の新薬になります。

11月26日はクリニックの診療をお休みさせて頂き、第13回日本炎症性腸疾患学会(JSIBD)学術集会に、看護スタッフと一緒に参加してきました。

わたしたちのクリニックの内視鏡検査以外の大きな特徴は、炎症性腸疾患（IBD）の専門的な診療を受けられることです。

先週のブログに引き続き、潰瘍性大腸炎（UC）の新薬のお話です。 今日ご紹介するのは、ジセレカ（一般名：フィルゴチニブ）というお薬です。

炎症性腸疾患（IBD：潰瘍性大腸炎とクローン病）の治療は、日々進歩しています。 今後もさらに新薬が承認される予定ですが、2022年の春にまず2つの新薬が承認されました。

「食べて出す」という人が生きていくうえでごく当たり前のことが、突如うまくできなくなってしまったら、いったいどんな感情が湧いてくるのか。

2021年8月30日のブログで潰瘍性大腸炎の局所治療について書きましたが、今日はその続き。ステロイドの注腸について書きます。

先週、「潰瘍性大腸炎の局所治療と病診連携の重要性」というテーマでＷＥＢ講演を行いました。

兵庫医科大学の炎症性腸疾患（IBD）内科で勤務していた時には、週2回（土曜日は1・3週のみ）の外来でおよそ400名のIBD患者さんの診察を担当していました。