紆余曲折
新年明けましておめでとうございます。
爽やかな元旦の朝ですね。
開業3年目の本年も、みなさまに愛されるクリニックを目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。
今年掲げる抱負は「紆余曲折」。
・遠まわりで曲がりくねっていること
・物事がうまく運ばず、こみいった経過をたどること
といった意味ですので、どちらかと言うとネガティブに捉えられるワードなのですが、わたしは好き。
「ブレない」とか「貫き通す」と言う方がカッコよく聞こえるかもしれませんが、視点を変えればある意味何も変わっていないのと一緒です。
(ブレないための努力も必要ですけどね)
すんなりとはうまくいかなくても、失敗や変化を恐れずに新しいことにチャレンジすることの方がよっぽど大切なのではないかと。
そのままなら安定しているところをあえて「変える」「挑む」ことには勇気がいりますし、「試行錯誤する」ことには労力がいります。
ですが、紆余曲折するからこそ見えるもの、得られるものもあるはず。
あちこちにぶつかった方が、あとに大きな道が開けます。
今年もクリニックのクレド(信条)の通り、新しいことにチャレンジしていこうと思います。
まずは、すでにスタッフのインスタや、ビラで告知させて頂いている3月12日の「ひだまり会」。
クリニックに通院していただいているIBD患者さんとそのご家族を対象にした交流会の企画です。
昔は希少疾患だったIBDですが、今や患者さんの体験談や情報がSNSやブログにあふれ、専門医が発信する情報も気軽にネットで得られる時代です。
その気になれば、コミュニティーサイトで同じ病気の仲間と気軽に交流もできます。
・・・ですが、そんな時代にこそ、あえてリアルな情報提供と交流の場を提供したい。
うまくいくかどうか、お役に立てるかどうかは分かりませんが、スタッフと知恵を凝らして新たなチャレンジをしてみたいと思います。
紆余曲折の最初の大きな曲がりにぶつかるかもしれませんが、寛大なお心でご参加いただけますと幸いです。
最大で40名ほどを想定していますので、ご参加を希望される方はお早めにスタッフまでお知らせください。
西宮市田中町5-2西宮駅前メディカルビル3F
「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医、評議員
日本消化管学会胃腸科専門医