スラダン
- 2023年2月5日
- 日常
みなさんは「スラダン」見に行かれましたか?
12月3日に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」。
公開から2ヶ月経った今でも観客動員を伸ばしており、興行収入100億円に届く勢いで大ヒットしています。
わたしは、大学生の頃に漫画「スラムダンク」にドはまりした世代。
最新話を楽しみに、毎週コンビニでジャンプを立ち読みしたなぁ・・・(←買えよ!)
気に入ったものは何度も繰り返し読む派ですが、スラダンは間違いなく人生で最も読み込んだ漫画。
最高潮のまま単行本31巻で完結した清さも含めて、大好きです。(当時はロスがえぐかったけど・・・)
ちなみに推しメンは仙道くん。
そんなスラダンマニア、いや「バガボンド」「リアル」も全巻揃える井上雄彦マニアのわたくしが、ご自身が脚本と監督を務めるこの「THE FIRST SLAM DUNK」に反応しない訳がない。
前情報をシャットアウトして公開3日目にワクワクしながら映画館に乗り込み、さらに先日、嫁を引き連れて2回目のおかわりをしてきました。
結論。
うん。2回見てもやっぱりよかった。
映画を観てまず驚かされるのが、映像のクオリティー。
日本屈指の画力を誇る井上雄彦が描く漫画「そのまんま」が動いてる!
とくに、漫画のクライマックスであるインターハイ湘北高校vs山王工業戦が描かれるバスケシーンの臨場感たるや・・・
実際の試合を見ているような、いや、もはや一選手として試合を体感しているようなリアリティ。
映像だけでなく、シューズがキュッとすれる音、ドリブルのダムダム音、ゴールネットがパツンと跳ね上がる音・・・と、音の演出も実にリアル。
バスケの躍動感、緊張感、熱気に映画館全体が包まれ、やがて一体となり、漫画でも描かれた無音のクライマックスシーンでは、静寂の中みなが固唾をのんで湘北高校を応援している。
これぞスラムダンク。
そして、この映画の面白いところが、原作の主人公である桜木花道ではなく宮城リョータの視点で描かれている点。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、漫画では描かれていなかった宮城の境遇には、わたしと共通することがあり、胸にグッと来るものがありました。
連載終了から四半世紀経ってからの映画化に、今更・・・と思われるかもしれませんが、間違いなく今だからこそ、そして原作漫画家が監督しているからこそできた映画。
原作ファンには知っているけれど知らない「スラムダンク」として、まったく予備知識がない人にも良質なスポーツ映画として十分に楽しめるのではないでしょうか。
未見の方はぜひ映画館へ。
おすすめです。
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「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医、評議員
日本消化管学会胃腸科専門医