開院2年:内視鏡・腹部エコー検査の実績
2020年9月1日のクリニック開院から、2年が経ちました。
実は、ここ西宮市は全国的にみても「内視鏡クリニック」の超激戦区と言われています。
「鎮静剤を使って楽にカメラが受けられます!」・・・なんて言うのはどこのクリニックでも当たり前。
もはや、売り文句にもなりません。
そんな中で、当院を選んで来ていただける患者さんがどれほどいらっしゃるのか?
自分の腕に自信はあっても、まずは認知されないことには始まりません。
ホームページの情報だけで、どこまで伝わるのか・・・
開院当初は一抹の不安もありましたが、おかげさまで、たくさんの方に内視鏡検査を受けていただいています。
2年目に行った内視鏡検査の総数は1,932件。
初年度(1,301件)と比べると約1.5倍に増えました。
2021年9月から西宮市胃がん検診で内視鏡検査が選べるようになったこともあり、とくに胃カメラの件数が伸びていますが、相変わらず大腸カメラの比率が高いのが当院の特徴です。
「大腸のスペシャリスト」を自負する院長としては、大腸検査を多く受けていただいているのはとてもうれしいこと。
ありがたいことに「楽だった」という口コミを聞いて、来ていただく患者さんも増えています。
時々、初診の患者さんに「検査は先生にやっていただけるのですか?」と聞かれることがありますが、もちろん全てわたしがやります。
・・・というか、他に医者は雇っておりません。
今のところ、検査枠にはまだ余裕があり、平日であれば数日〜2週間以内に検査の予約ができる状況です。
検査や診察のWEB予約枠が埋まっていても、早めに検査の対応ができることがございますので、お問い合わせください。
わたしたちのクリニックで受けていただく内視鏡検査の「売り」は、患者さんのご希望やこれまでの検査の経験、全身の状態などを踏まえて、最も適した方法をオーダーメイドで選んでいただけることです。
「鼻からの胃カメラを試して、もしダメだったら口から鎮静で」
「鎮静剤を使ってみて、もしも辛かったら鎮痛剤も追加して」
「子供のお迎えがあるので、鎮静なしで」
「画面を見ていたいので、鎮痛剤だけで」
「下剤の服用が心配なので、院内で飲みたい」
などのご希望にも、できる限りお答えしています。
また、もう一つのクリニックの売りである「ミルクティーエコー」もご依頼が増え、腹部エコーの検査件数は2倍以上になりました。
膵腫瘍の早期発見から、手術に至った患者さんもおられ、あらためて検査の有用性を実感しています。
3年目も、より安心・安全で、精度の高い検査が受けていただけるように努めていきたいと思いますので、忌憚のないご意見をお聞かせください。
よろしくお願い致します。
西宮市田中町5-2西宮駅前メディカルビル3F
「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医、評議員
日本消化管学会胃腸科専門医