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ひだ胃腸内視鏡クリニック

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胃腸内科 / 内視鏡内科

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胃・大腸カメラを受けてきました

胃・大腸カメラを受けてきました

先週土曜日、午後からクリニックを休診させていただき、東京に出張していました。

 

第一の目的は「二木会(にきかい)総会」に出席すること。

 

二木会」については以前のブログ「シェアすること」で少し触れたことがありますが、神奈川県にある松島病院の鈴木康元先生(会の中では塾長と呼ばれています)が立ち上げられた大腸内視鏡挿入法の勉強会のことです。

 

わたしがこの会に初めて参加したのは、かれこれ15年ぐらい前でしょうか。

今では会員になっている大腸内視鏡医は全国で800名を超え、各地に支部会もできています。

わたしは二木会の師範で兵庫支部の幹事でもあります。

 

大腸内視鏡に限ったことではありませんが、職人の「技」や「ノウハウ」というのは、人それぞれの感覚やセンス、さらに努力の積み重ねで習得するものであり、人に教えたり、伝えたりすることは簡単ではありません。

 

言わば「職人芸」。

 

ですが、そう言っていてはいつまでたっても大腸カメラはする側の多くの医師にとっては「難しく」、受ける側の患者さんにとっては「苦しくつらい」検査のままです。

 

大腸がんで亡くなる人を減らすために、もっともっと受けやすい検査にしなきゃいけないのに。

 

そこで、二木会が大腸内視鏡挿入法で大切にしている考えは、

①挿入法をパターン化できる(同じ条件の腸なら毎回同じ方法で挿入することができる)

②挿入法を明文化できる(言葉で説明できる)

の2点。

 

そうすることで、初心者の先生にもどの場面でどう対処すればよいかが明確に伝わります。

 

そして、この大腸内視鏡挿入の「パターン化」をさらに良いものにするために、全国の先生が挿入の技・ノウハウ・アイデアを惜しげもなく出し合い、議論を交わし、日々進化しています。

ちなみに、15年前の入会時と今主流となっている二木会の挿入法では、パターン化されているという共通点を除いて全くの別物。

 

・・・で、今回コロナの影響で5年ぶりの開催となった二木会の総会。

 

大腸カメラの「技」や「理論」を考えるのが大好きな、自他ともに認める大腸カメラオタクのわたしでさえ、ドン引きするような超絶オタ(失礼!)な先生方が全国から集まります。

 

いつものことなのですが、夕方6時に始まった会は懇親会から2次会へと進み、日付が変わるころまで熱~い大腸挿入法談議が尽きなかったのは言うまでもありません。

 

そして、東京出張の第二の目的は、わたし自身が内視鏡検査を受けること。

ぜひこの機会にと、二木会で知り合ったわたしが尊敬する武蔵小山胃腸内視鏡クリニックの土井先生にお願いして、4年ぶり3度目の胃・大腸カメラを受けてきました。

 

検査があっという間に楽に終わったのは言うまでもありませんが、

結果は・・・

 

胃:

萎縮性胃炎C-2(ピロリ菌除菌後です)

食道裂孔ヘルニア

逆流性食道炎(Grade M)

 

大腸:

2mmと5mmの大腸ポリープ(腺腫)が2個。(←お初のポリープ)

大腸憩室もチラホラと。

 

( ̄∇ ̄|||)

デスヨネェ・・・

お年頃ですからねぇ・・・

体重も増えてますからねぇ・・・

毎日酒飲んでますからねぇ・・・

 

まあ、これで腸もすっきりしたし、当面は安心して酒が飲めるな。(←反省しろ)

 

「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ

 

日本消化器内視鏡学会専門医

日本消化器病学会専門医、評議員

日本消化管学会胃腸科専門医

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