わたしは内視鏡の検査や処置に関してはプロですが、こと内視鏡の洗浄に関しては素人です。
研修医の頃は手で洗ったりしてましたがね・・・遠〜い昔のことです。
内視鏡洗浄機に関しては、作業の手間や効率、注意点、ランニングコストなど、実際に機器を扱うプロに話を聞いてもらいながら選ぶのが一番です。

・・・という事で、今日はクリニックに勤めてくれることになっている看護師さんお2人と一緒に、導入を予定している内視鏡洗浄機のデモを見に行ってきました。
休日にもかかわらず、しかもまだ入職前なのに、わざわざ来てくれて感謝です。

クリニックには内視鏡洗浄機を最初から2台、しかも異なる機種を入れる予定です。
内視鏡の洗浄の作業は、看護師さんだけでなく、医療コンシェルジュの方にもお手伝いしていただくことになりますので、できるだけ工程が簡便で、効率よく、しかも安全に洗浄できる機器を1台導入するのが大切なポイントになると考えていました。
今日見に行った機種「鏡内侍II G（かがみないし つーじー）」は、看護師さんが内視鏡技師学会で良さそうだと見つけてきてくれたもの。
実際に機器を使いながら洗浄の工程を確認してもらいましたが、セッティングが驚くほど簡単で、自動ブラッシング機能があり、洗浄時間も早く、総合的にとても良さそうです。
その後も内視鏡技師でもある看護師さんお2人から、業者の方に次々と質問攻め。
見ていて頼もしい限りですね。

クリニックのオープニング前から色々とお手伝いいただいている看護師さんお2人ですが、応募ではなく、わたしからぜひ来てもらいたいとお誘いしました。
昨日、「モノよりもコトよりもヒトが大切」と書きましたが、安心して任せられるお2人に来てもらえることになって、クリニック立ち上げの不安要素が一気に吹き飛びました。

2011年に公開されたフランス映画で「最強のふたり」というタイトルのものがありましたが、内視鏡に関する経験値だけでなく、人当たりが良く、看護の意識も高い、まさに胃腸内視鏡クリニックに打って付けの「最強のふたり」です。

・・・ちょっと、ほめ過ぎたかな？

きっとこのブログも読んでると思うけど、プレッシャーを掛けてるわけじゃないからね〜(^^)/

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「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ