いよいよ来週末は「ひだまり会」です
以前から告知させて頂いている「ひだまり会」が、いよいよ来週に迫りました。
「ひだまり会」は、わたしたちのクリニックに受診されているIBD(潰瘍性大腸炎・クローン病)の患者さんとそのご家族を対象とした、交流イベントです。
診療の時間内にはお伝えしきれていないIBDの最新情報を提供する場として、また、患者さん同士の交流の場として、少しでもお役に立てれば良いなと思っています。
「参加するつもりだけど、チラシがどっかいっちゃった!」
・・・という方のために、改めて日時と場所をブログでもお知らせしておきます。
日時:3月12日(日)14時〜16時
場所:西宮市民会館 (アミティ・ベイコムホール) 301中会議室
阪神電車で来られる方は、降り口にご注意ください。
阪神西宮駅には「えびす口(戎口)」改札と「市役所口」改札があります。
みなさんがいつも利用されている、クリニックや阪神百貨店に近い改札口は西側の「えびす口」。
西宮市民会館は、プラットホームの東側から階下に降り、「市役所口」を出るとすぐのところです。
お車の方は、西宮市役所前公共駐車場をご利用ください。
さて、第1部の講演は、『内視鏡検査の代わりになる!? 新しい便と血液検査について』とタイトルを告知していますが、IBDの患者さんが増えている理由や、最新の治療などについてもお話しさせていただくつもりです。
スライドはこれからですが・・・。(←1週間前やで!)
そして、第2部は患者さん同士の交流会を予定しています。
以前は、IBDの治療のために入院が必要な場面も多く、入院中に患者さん同士が交流する機会が自然と生まれていました。
ところが、昨今は治療が大きく進歩し、ほとんどの治療が外来で行えるようになりました。
入院せずに済むことは大変喜ばしいことなのですが、患者さん同士が悩みを相談し、経験を語り、互いに励まし合うような機会は、どんどん失われているようにも感じます。
今やIBD患者さんの体験談や情報がSNSやブログにあふれ、専門医が発信する情報も気軽にネットで得られる時代になっています。
とは言え、リアルにface to faceで語り合うことも大切なのではないでしょうか。
ご参加いただく方は、病気になりたての人から経験豊富なベテランまでさまざまです。
病状も、ライフステージごとに抱えている課題や悩みも、またさまざま。
「会社に病気のことを伝えるべき?」
「食事はどうしてる?」
「お酒は飲んでいいの?」
「妊娠や出産への影響は?」
「ストレスの発散は?」
必ずしも正解が得られるわけではないかも知れませんが、同じ病気を抱え、同じクリニックに通う仲間同士で、日ごろ抱えている疑問や悩みなど、ざっくばらんにお話しいただければと思います。
看護師や医師に向けての質問も、随時受け付けますのでご遠慮なく。
逆に、
「病気が落ち着いているし、困っていることがない」
「話すのが苦手・・・」
という方も、みなさんのお話を聞いているだけでも良いので、お気軽にお越しくださいね。
あっ!
ドレスコードは特にございませんので(←当たり前や)
ほんとお気楽に、ジャージとサンダルぐらいの気持ちで来ていただけたら嬉しいです!!
・・・「ジャージとサンダルぐらいの気持ち」って何?
初めての試みですので、こちらの不手際でうまくいかないこともあるかと思いますが、どうかご容赦を。
「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医、評議員
日本消化管学会胃腸科専門医