明日より新型コロナワクチン接種の予約を開始します
- 2021年6月28日
- 新型コロナウイルス
ホームページの「お知らせ」にはすでに記載させて頂いておりますが、明日(2021年6月29日)より新型コロナワクチン接種の予約をWEBで開始します。
このブログでは、お知らせよりももう少し詳細に説明させて頂きます。
クリニックに通院していただいている方から、
「集団接種はどうしても不安です・・・」
「ぜひ、こちらで接種してほしい」
といったお声をたくさんいただきました。
これまで通りの胃腸に特化した診療や検査の質をしっかりと維持し、スタッフへかかる負担にも配慮しながらワクチン接種をどのように取り扱うべきか?
・・・散々悩みましたが、クリニックにかかりつけの方に限定して接種を開始することに致しました。
① 接種日時
接種は2021年7月8日から開始する予定です。時間は火曜日・木曜日・土曜日の16:00および16:30に行います(各枠6名で開始します)。ワクチンに余りが出ないようにまずは16:00の予約枠だけを開放し、予約が埋まり次第16:30の枠を順次開けますので、一旦予約が埋まっているように見えても、後から予約枠が増えることがあります。
上記以外の通常の診療時間中には、ワクチン接種は行いません。
「せっかく診察や点滴治療に来てるんやから、ついでにワクチンを打ってくれてもええやんか・・・」
・・・はい、ごもっともなご意見です。
こちらもそうしたいのはやまやまなのですが、ワクチンは希釈後6時間以内に6人(の倍数)に接種する必要があります。午前の診療時間中に何人かに接種して残りは夕方に・・・とはいかないのです。
ご負担をおかけして申し訳ございませんが、安全管理の面からもワクチン接種専用の時間を設けておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
今後は供給されるワクチンの量を見ながら予約を取ります。
現在の予定は下記の通りです。
7/8, 7/10, 7/13, 7/15, 7/17, 7/20, 7/24:1回目の接種枠
7/29, 7/31, 8/3, 8/5, 8/7, 8/10, 8/14:2回目の接種枠(1回目接種の3週間後)
8/19〜:1回目の接種枠
また、接種するワクチンは今のところファイザー社製のものです。
② ご予約の方法
ご予約の方法はWEBのみです。通常の診療を維持するためにお電話でのご予約はご遠慮いただきたいと思います。
WEBでの予約手順は、下記の通りです。
1.WEB予約のトップページで「予約をとる」をクリック
2.当院での受診ははじめてですか?で「いいえ」をクリック
3.ログイン(患者番号、パスワード(誕生日)を入力)
4.「新型コロナウイルスワクチン接種の予約」をクリック
5.予約についての説明をご一読ください
6.日時を選択
2回目の接種は、1回目の接種からちょうど3週間後の同曜日・同時間帯に行います。1回目の接種後に次回の予約票をお渡しします。
ワクチンに余りが出たり、足りなくなってしまったりしますので、2回目の日時をずらすことはできません。
必ず3週間後の2回目のワクチン接種日のご都合もご確認のうえ、1回目の接種のご予約をお願いいたします。
そして、急に体調が悪くなったなどの致し方のない理由以外、キャンセルは可能な限りお控え下さい。
クリニックのような小規模の個別接種では、集団接種会場のようにキャンセルを想定してあらかじめ人数を多めに予約したり、当日のキャンセル待ちを受け付けたりするといった対処は難しいのです。
貴重なワクチンを破棄することにならないように、みなさまのご協力をお願い申し上げます。
キャンセルの対応も、必ずご自身でWEBから行って頂くようにお願い致します。
③ ワクチン接種の対象となる方
クリニックにおいてワクチン接種の対象となる方は、
「接種券(クーポン券)をお持ちの方で当クリニックに通院歴がある方」です。
配給されるワクチンには限りがありますので、初診の方にはご遠慮いただいております。
ですが、予約の状況を見て(予約枠が埋まらなければ)、初診の方を対象に加える可能性もあります。もし、変更があった場合は「お知らせ」に記載いたします。
ワクチンは住民票所在地での接種が原則ですが、基礎疾患をお持ちで当クリニックにおかかりの方は、西宮市外・兵庫県外在住の方であっても接種が可能です。
④ ご持参頂くもの
・接種券(クーポン券)
・住所記載のある身分証明書(免許証、マイナンバーカード、保険証など)
・接種証明書(*ワクチン2回目接種の方のみ)
上記の書類が当日にすべてそろわない場合は、ワクチン接種をお断りさせていただくことがあります。
せっかくのワクチンを破棄しないためにも、お忘れないようにお願い致します。
接種に掛かる費用は全額公費のため無料です。
⑤ 服装の注意点
ワクチンは肩へ筋肉注射で接種します。当日は肩の出しやすい服装(Tシャツ、ポロシャツ、ノースリーブなど)でご来院ください。
接種した腕に痛みが出ることがありますので、利き手と反対の腕への接種をお勧めします。
⑥ 接種の流れ
1.検温および接種券・身分証明書の確認
2.予診票へ記入
3.医師による予診票のチェック
4.ワクチン接種
5.院内で15分(〜30分)の経過観察
6.問題なければご帰宅(1回目の接種の方は次回の予約を確認・予約票のお渡し)
⑦ 接種ができない方
接種当日の問診や体調確認において以下の方はワクチンの接種を見合わせます。
・明らかに発熱している方
・急性疾患にかかっている方
・1回目の接種で過敏症が疑われた方
・その他、診察時に医師が接種不適当と判断した方
基本的にはおかかりの慢性のご病気や投与中のお薬などが理由で、「ワクチンを接種してはダメ!」という方はおられません。
⑧ 接種後の注意点
個人差がありますが、接種後には接種部位の痛み・腫れ、頭痛、発熱、倦怠感などの副反応が生じる場合があります。
とくに2回目のワクチン接種後には、高い確率で副反応が起こります。当クリニックではワクチンを接種される方に対して、「接種翌日の休暇」を推奨しております。
副反応が起こっても、ほとんどの方は接種後1日〜2日で自然に軽快します。
また、頭痛や発熱に対しては解熱鎮痛剤の服用で症状が和らぎます。ご希望される方には解熱鎮痛剤であるカロナールを3回分200円でご購入いただけるようにしておりますので、受付でお申出ください。
ご心配されることがあれば、接種後にお渡しさせていただく冊子に記載されているサイトまでお問い合わせください。クリニック代表番号へ電話は、お控え頂きますようお願いいたします。
さて、ワクチン接種が進んだイギリスなどでも感染再拡大の要因となっているインド由来の「デルタ株」が、すでに日本でも流行の兆しがあります。
さらにオリンピックで海外からの人流増加もありますので、今後感染者が増えることは避けられそうにありません。
重症者、そしてコロナで命を落とす方を少しでも減らすためにも、微力ですがワクチンの接種に協力させていただきます。
西宮市田中町5-2西宮駅前メディカルビル3F
「ひだ胃腸内視鏡クリニック」院長 樋田信幸の公式ブログ